来年(2023年)の演奏会、およびライプツィヒ・バッハ音楽祭についての情報を更新しました。詳しくはこれからの活動をご覧ください。
演奏会のお知らせ ※盛況のうちに終了しました。ありがとうございました。
バッハ没後250年を記念して2000年に設立された明治学院バッハ・アカデミーは、2020年に創立20周年を迎えました。節目の演奏会の曲目にバッハの大作《ヨハネ受難曲》を選び、バッハの生前に何度も改訂された版の中から晩年の最終上演稿となる第IV稿を用いて演奏します。
本来は昨年(2021年3月)開催予定でしたが、新型コロナ蔓延によりやむなく1年延期いたしました。その後も厳しい状況が続き、何度も練習中断の憂き目に遭いましたが、感染防止策を実施しながら何とかつないで参りました。苦しい中で実現する《ヨハネ受難曲》を、ぜひお聴きください。

バッハ・カンタータ演奏会(第2回) ライブCD発売のお知らせ
2018年の第1回に続き、2019年8月31日に行われた明治学院バッハ・アカデミー「バッハ・カンタータ演奏会(第2回)」もCDになりました。2回の演奏会で取り上げたカンタータは、代表・芸術監督の樋口隆一先生が、ドイツの世界的なプロジェクトである『新バッハ全集』の第1編第34巻 "Kirchenkantaten verschiedener Bestimmung", Bärenreiter, Kassel 1983 のために校訂した全7曲です。2018年に3曲を、2019年に残りの4曲を演奏しました。
どの作品も、正確な用途や作曲年代は不明ながら、特別な儀式や祝典のために入念に準備されたものと想定されます。ある曲は静かに、また別の曲は歓喜を爆発させて、神を讃え、感謝し、信仰を告白します。カンタータはミサ曲や受難曲に比べて演奏の機会はそれほど多くなく多少知名度は落ちますが、いずれも劣らぬ名曲・力作揃いで、まさに通のための選曲です。
演奏会当日の曲目解説にさらに最新の学説を追記したブックレットも付属します。この機会に是非お求めください。
カンタータ傑作集 II

カンタータ傑作集 I

